觀櫻會

昨日は新居で初のお客をした。
献立は以下の通り。
【水餃子・焼き餃子】これは中国の人にレシピをきいて作った。フードプロセッサの使用は極力控えたので、白菜・エビなどの具が口中でほろほろとくずれていく感じがたまらない。成功。
【春野菜のサラダ】クレソン、ブロッコリーマスタードの各スプラウト、三度豆、絹さや、空豆、独活をドレッシング(エメンタール、卵黄、オリーブオイル、蜂蜜、ワインビネガー、塩、胡椒)で和えた。ドレッシングをかけるのがはやすぎて野菜がぐんなりしてしまった。
【三色ポテサラ】なんきん、じゃがいも、さつまいもを3センチ角に切って少し堅めに蒸し、ソース(マヨネーズ、辛子、くだいたアーモンドと胡桃、粒胡椒)で和えたもの。見た目はよくないが、作り手は気に入っていて、お客をするときにはよく出す。
ローストチキンローズマリーの香りがかちすぎていた。焼き上がりはまあまあ。スタッフィングに、今回は甘栗で代用したが、秋に作るときには、丹波の大きな栗をむいていれるつもり。
【和風オムレツ】とは要するに、鍋で作っただし巻きのこと。明石蛸と三つ葉を入れた。ばたばたしていたので、少し火が通りすぎていた。
【あさりのチャウダー】あさりを「もうやめて!」「これでもか!」というくらいに投入。たいへん肝臓によさそうな、濃厚なスープが出ていた。あさりを蒸すときに入れた白ワインの酸を十分に飛ばしていなかったので、牛乳がモロモロになってしまった。
【いいだこトマト煮】これも(春に)お客をするときの定番。次は食べやすいようにもう少し小さくカットします。
【わらびの牛肉巻き】少し甘めの出汁で煮たもの。これも一本そのまま出してしまったので食べにくかった(と思う。自分は食べず)。
【茶巾ずし】中に入れたのはスモークサーモン、小鯛笹漬け、ままかり酢漬けの三種。
【豆コロッケ】茹でたうすい豆をつぶした中に、鶏挽肉をいためたものと生クリームを入れて餡とした。豆の香りがふうわりと口の中に広がる。

味はともかく、料理は出し方も大事だといたく反省したパーティーでした・・・。

「觀櫻會」とはいうものの、実は拙宅からは花は見えない。向かいのお寺にはすばらしい枝垂れ桜があるので、それをタイトルに借りてきたまでのことです。