狂瀾怒濤

  とにかく何かが取り憑いていたとでも考えるしかない。

  一昨日は、まず同僚三氏と、鯉川筋にあるベルギー料理屋に行った。料理もうまく、ワインもまた結構。すっかり上機嫌になって、二軒目はバー。一人は帰ったが、ここで別の同僚二名が合流。

  バーの後は台湾料理屋でそばやら水餃子やら胃袋の炒めなどをつまむ。その後はワインバーへ移動。シャンパンと赤(ピノ・ノワールボルドーの何やら)。ここで、合流組の二名は帰宅。

  われわれはさらに串カツ屋に行った。当然終電は出ている。というわけで同僚一人を家に泊めることになった。

  翌日。コメも何も切らせていたので、外にメシを食いに行きましょうと神大病院近くの海鮮中華に入る。入店は十一時半。マテ貝やホタテの豆豉炒めなどみなよろしく、ビールをかぱかぱ呑む。昨日ベルギー料理屋に行った同僚に電話すると、「タクシーで行く」と言う。都合三人で、夕方四時前まで飲み続ける。

  その後、元町商店街までぶらぶら歩き。喫茶店でコーヒーを呑んで一息いれ、目当ての蕎麦屋がまだ開いていなかったので、時間つぶしに近くの小料理屋で、ぬたやしめさばを相手に酒を呑む。で、蕎麦屋に行ってみると満席。こうなりゃいつまでも待ってやる。南京町近くにあるスペインバルでワインを呑んで電話を待つ。

  で、天ぷらそばを平らげてさすがにご帰館・・・とは参らないのである。ここで同僚諸氏と別れ、馴染みのスペイン料理屋にはいってさらにワインを一本空けたのが夜中の一時半。

  今こうして思い返しながら書いてみて、リツゼンとしました。ほんとは古書市での収穫を自慢したかったのだけれど、どっと疲れが出たので今回はこれにておしまい。