昼の魔物

 午前だけで台風は過ぎたようだから、掃除・買い物を済ませた後『いたぎ家』に顔を出す。お盆中の特別営業ということで、日曜日も含め、昼間(三時)から営業しているのだ。といっても、さすがに直前まで警報が出ていたくらいだから、入った時は当方含め客は二人。アニさんから滋賀土産のお酢を頂き、のーんびりと呑む。

 と入り口の向こうになにやら巨大な影が・・・三宮「四皇」のひとり、『ひの』さんの出御であった(あとの三人は知らない)。

 ・・・なんだかこのブログ、最近は『いたぎ家』『播州地酒ひの』交流日記みたいになっているけれど、まあ四十にもなって新しく知己を得るというのは、ことに交友関係を築くのが億劫(というか嫌い)な性分の人間にとっては、それ自体僥倖のようなものであるからして、頻繁にご登場願うことになるのは致し方ない。

 毎日酒ばかり呑んでるわけではないけれど。

 さて、しばらく歓談したあと、日野さんがもう一軒どう?と誘って下さった。下地は好きなり御意はよし、何条もって主命黙すべき、とばかり、いそいそと付いて行った。

 入ったのは三宮某所の鮨屋。店の論評にはいたらない。日野さん流の気遣いがそこかしこにうかがえる一時ではあった。

 そのあと、こちらも返礼のつもりでシェリーバーの『うさぎ』さんにご案内。とまでは良かったのだが、やはり昼酒は効きますね。椅子から転げ落ちたり(むろん当方)、ものすごく久々にくちゃくちゃに酔っ払ってしまった。『うさぎ』さんも日野さんも呆れてただろうなあ。ごめんなさい。

 台風よりも大荒れなのはこちらの方なのであった。
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