2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

不死身のビール

久方ぶりに『いたぎ家』で呑む。二月八月、飲食業界でいうところの「ニッパチ」は貧寒の月(この表現は獅子文六のもの)。お店には気の毒ですけど、店主のアニさん・料理のオトさんとのんびり話ができて、客としてはいい気分だった。 アニさんが話のネタに、…

煮詰まった日々

事情により旅行に出られなかったのはちと心残りながら(雪の能登を回ってみたかった)、三連休を家で過ごすとふだん億劫で放っておいた書庫の整理やら玄関タイルの磨き掃除やらが片付いてよいものである。 それでも時間はたっぷりあったので、この冬一度もし…

桃の花ザムライ

昼酒が効き過ぎるのも年のせいか・・・などとも思いつつ、今日も自転車こいで湊川の市場まで行く。午まえに注文していた酒が届いたので、それに合うサカナをみつくろいたい。酒は『萬歳楽』の「極寒しぼりたて二種類(特別純米と純米)、『加賀鳶』「山廃純…

大雪溶けて。

やったー!検査の結果ポリープも心臓も無事だった!!血液検査はてひどいものだったみたいやけど!!!よかったね、張龍!!!!今日は昼からずっと呑んでます!!!!!

大雪の日に。

今日は友人が検査を受けに行く。神も仏も、信じてはいないが。そして、神や仏がいるとすれば、祈りに応えてくれるような存在ではないのだろうけれど。それでもこういう時、できるのはただ祈って待つことだけだ。

鹿、樽にのる

チャリネの宣伝ではありません。『いたぎ家』での「春鹿」イベントに参加してきました。差し入れとして六甲の湧き水をタンク一つ分持参。バスに乗ろうかとも思ったが、テロリストに間違われる危険なきにしもあらず。タクシーで参上。開始の一時を少し回って…

鴨、ねぎにのる

友達が「誕生日だから何か食わせろ」と言うので、『河内鴨 田ぶち』に連れて行った。この日はすき焼きのコース(冬はなべ物のコースのみ)。 なんの店か知らせていなかったけど、先付に鴨の身を入れた茶わん蒸しが出たからこれでわかるかな、と思っていたと…

狐、馬にのる

「日本の行事食年間」、第二弾は初午(二月初めの午の日)。 その前に節分があるのでは、と言われそうだが、炒り豆(かじるだけ)に塩鰯(焼くだけ)では料理にならない。巻き寿司、あれなら干瓢と高野豆腐と干し椎茸を炊いて、卵と穴子を焼いて、三つ葉をゆ…

さんまは目黒 ししは芦屋

前日の酔いをふるい落とすように、すり生姜をたっぷり入れたあんかけうどんをすすって身支度。この日(一月三十一日)は大学の先輩・綺翁さんのお宅で連句の会があるのだ。 といっても興行は二時からなので、兵庫区の拙宅から先輩がお住まいの芦屋まで行くの…