2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

行きはよいよい・・・

今年、中途採用で入った後輩禄仙の案内で、同僚・芒男と大阪は天満に遊ぶ。こちらのような、大阪出身の《亡命神戸人》はあまり元・故郷に足を向けることがない。久々の大阪を暢気に楽しんだ、という話。 おなじ天満でも天神橋筋商店街ならばまだしも、古本屋…

陳大人追悼

遅ればせながら。陳舜臣さんの「わが三冊」。(1)『阿片戦争』(講談社文庫)・・・まあ、これは動かぬところでしょう。 (2)『茶事遍路』(朝日新聞社)・・・(1)の副産物として成った本。茶という、嗜好品にして世界史をも揺り動かした摩訶不思議な…

むかしの杵と柄

神戸まつりのこの日、神が愛したかのような極上の晴天のもと、あやしき飲食ビルの地下にこそこそともぐりこむ。『いたぎ家』主催(厳密には、ではないらしいが、知ったことか)の「滋賀酒蔵元十氏さんとお話しながら呑みましょー」の追い回し(別名・ボラン…

淡路有馬の水はセーヌにつながる

『IZARRA』Yシェフに教えられて、北野坂のレストランに初見参。一見事務所のような目立たない扉から入って階段を上ると、フレンチには珍しく、客席はカウンターのみ。柱が半ばしきりの代わりとなっており、当方のような一人客は個室に通されたようで…

多島海

伊勢国は鳥羽に遊ぶ。 鳥羽水族館はいつ以来だろうか、閉館の三時間前に入ったのだが、とても全部回りきれないほどだった。施設も立派で、ショーに出てたオットセイたちも可愛らしい。ただ、おっそろしく豊かな伊勢の海を前にした水族館としては、もっと地元…

三連星

久々に『小猿』で食事。移転後、初の見参となる。いつも思いついて電話しては一杯で断られていたのだが、GW明けの平日なら大丈夫かな、とこの日は予約なしに飛びこんでみたら、果たして席が空いていた。 料理は以下の如し。 ○先付 胡麻豆腐 ○前菜 生湯葉木…

われは龍の子

沈香も焚かず屁もひらず、ならぬ旅行も行かず沈酔もせず、というところで、ここしばらく記事が単調だなあ、とはブログ子自身がいちばん気にしている。 でも・・・新幹線開通のあおりで我が金沢(金沢!)はまだまだ狂躁状態だろうしなあ。これは憶測ではなく…