2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

秋の身じろぎ

久々のお客は五名。いずれも三宮呑み友達。同年代の人が多いので(一人は一回り下だが、オッサンぽいから同じことである)話題にも話ぶりにも気が置けなくて楽。 献立は、 ・冬瓜の海老あんかけ(冷蔵庫でちべたーくして出す) ・茹でタン(赤ワインに一週間…

四国二分の一周③ 松山〜ブンガク的感想〜

松山まではのどかな田舎の風景を見ながら、普通列車で四時間弱。さっそく路面電車に乗って道後温泉のホテルに向かう。切符は一日券。四百円で乗り放題はすこぶる使いでがある。 さて道後温泉は十五年まえに変わらず、右を見ても左を見ても「坊っちゃん」の文…

四国二分の一周② 宇和島〜夢の街〜

やっぱり疲れてたんだろうな。予定の電車には間に合わず。三時間ほど閑が出来たので、やむなく「高知といえば桂浜、てな典型的な観光客の一人」となることにする。 桂浜を忌避していたのは、前回旅行からだいぶん経っているので観光施設が整備されている、と…

四国二分の一周① 土佐〜宴のあと〜

四国は学生の時分だから、もう十五、六年前に一度来たばかり。なので、高速バスを下り高知駅を見てびっくりした。巨大な戦艦か何かのようなモダンな建築。駅前のだだっぴろさ(と何にもなさ)にも一驚。よさこいまつりの時はここに大群衆がつめかけるのだろ…

百舌鳥の早贄

もうすぐ夏期休暇。どこにも行かず何にもせず、節電の折しもクーラーのよく効いた部屋で昼間っから酒をあびるように呑みながらごろごろする。それが当節いちばん贅沢な「ヴァカンス」(語源は“空白”)だと思うが、貧乏性で四国へ旅する計画を入れてしまった。…

ふつうに、日記。

某月某日 久々にプールで距離を泳いだら(といっても大したことはないのだが)、足腰が立たなくなった。 この日は家で冷やしとろろ汁と穴子丼で夕食の予定だったのだけど、作る気力も消尽した思いで、帰りがけにあったラーメン屋に入る。 こちらにとってラー…

夢の余波(なごり) 栄華の記憶 

大学院では漢詩文を専攻していたのに(ただし江戸時代の日本)、中国史に対しては映画や朝食にパンケーキを食べることや寝る前に腹筋をすることと同程度、というのは、たまに熱中してはまた長い間ほったらかしという程度の付き合いしかしていない(というこ…