前回の更新から少し間が出来てしまった。
ルーティン的な毎日で、実は書くことがないのである。穏やかな日々とも言えるし、リズムが決まっているおかげで沢山本も読めるのだが、鬱屈は溜まっている。いちばんの原因は旅に出られていないこと。去年の夏から秋にかけては毎月どこかに行ってたのだけれど。いい時候にもかかわらず、勤務の関係で今月も、そして四月も末までは出かけられそうにない。
しばらくダルな記事が続く（か更新頻度が落ちるか）と思いますが、お見捨てくださいませぬよう伏してお願い申します。ま、いつもはダルでない内容かと言われると困るのですが。
昨日は原付の免許更新に伊丹まで行っていた。車は持たない（維持費を考えたら、タクシーを乗り倒してもまだ安くあがるのだ）が、ちょっとした買い物に原付が無いとたいそう不自由なので、せっかくの平日の休みをつぶすことにはなるが、仕方が無い。
一度切符を切られたので、二時間の講習を受けねばならぬ。これが苦痛である。毒にも薬にもならないビデオと講話を見聞きさせられるのは、おそらく一種の懲罰なのだろうな、と思う。こちらはこういう時間を、ひたすら独吟連句を考えることでつぶすようにしている。
この日は六句まですすむ。どうせ暇潰しなので、わざわざ記すような出来ではないから載せません。それにしても係員のみな薄気味悪いほど愛想の良いこと。こーゆー事情に詳しい空男にそのことをメイルすると「交通安全協会への吸収の話が出てるからぴりぴりしてるんでしょう」とのこと。ナルホド。まあしかし、「オイコラ」式の官尊民卑主義がないのは何にせよ有り難いことである。
帰り道、銘酒（「御免酒」と名乗っている）「老松」蔵によって純米一升を求める。近くの美術館でもとくに興味をひくような催しはなく、おとなしく（？）阪急六甲まで戻って、「彦六鮓」で昼酒を呑んだ。
やっぱりダルだなあ。花粉症もあって憂鬱がつのっているせいもあるのかもしれない。今は地下にマグマを溜めている時期だと思いなす他ありませんな。
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