カウンターの中に小山が二つ。

 月初めの記事で、新しいいいお店を紹介できるのは、鯨馬子の欣快とするところであります。

 場所はもと『播州地酒ひの』があったところ。『いたぎ家』という。ものすごーく、えーと大柄な兄弟とキュートな奥さんの三人でやっている。

 野菜が旨かったな。兄弟のご両親が和歌山から送ってくれるのだそうで、野菜天ぷら盛り合わせ(モロッコいんげん・茄子・薩摩芋・南瓜などなど)はだから、すべて自家製という贅沢。

 それにこれ!漬け物盛り合わせがよい!十五センチくらいの平皿に、てんこもり(に見えたのだ)になって、もちろん自家製のぬか漬け。がぶがぶ呑んだのであんまり覚えてないのですが、胡瓜(浅いのんと深いのんと)・茄子・大根・南瓜(これが素晴らしい)他沢山。漬け物好きにはたまらん一皿でした。

 かなりの種類を置いている日本酒ばかりこちらは呑んでましたが、ビールなども充実しているようです。それに何やらの木の実の何やら漬けなど、発酵モノの瓶がずらりと並んでるのも、うつくしい。

 食べ歩きのブログではないつもりだが、名店『ひの』さんが肩入れしてるお店で、兄弟・奥さんのお人柄もなつかしく、つい応援するためにあえて宣伝したみた次第。本日発売の『Meets』にも載ってるそうな。

 かなりの二日酔いゆえ、無愛想な文章はお目こぼしのほどを。


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