2023-03-05から1日間の記事一覧

松坂のダンナ~双魚書房通信(23) 菱岡憲司『大才子 小津久足』

戯作者山東京伝が京屋傳蔵としてたばこを商い、国学者本居宣長は内科・小児科の医師を以て日常の業としたことはよく知られている。生活の資を得るためであることは言うまでもない。ただその場合、あきんど・職業人としての顔はいわば身過ぎ世過ぎの表看板で…