弁当を作ってるついでもあるから、朝は飯のほうが手がかからなくていいのだけれど、パンを焼いて楽しんだ。理由は二つある。昨日、知り合いの方にブランジェリー・ナオの食パンをもらったことが一つ。知っている人は知ってますよね。新開地の、え、こんな所にと思うような上等のパン屋で、パン・ド・カンパーニュなどはこちらも何度か買っていたのだが、食パンは予約だけで売り切れてしまうため、これまで食べたことがなかった。トーストにはコンフィチュールの類をこてこてのせる。これが理由の二つ目で、先日水汲みに行く途中、三宮は北野のジャム屋（？）Ａｑｕａｒｅｌｌｅが開店していた、というのも変な日本語だが、ここは不定期にしか店を開けないから仕方ない。ともかくここで久々に種々のジャムをもとめたのである。それを焼きたてのパンにたっぷり塗りつける。
ちょっと書いてみましょう。「究極の」マーマレード（と品書きに謳ってある）、ジャム・マーマレード（シャインマスカットにオレンジ、ライム、パッションフルーツ、マンゴー入り）、栗のペースト（ラム酒、蜂蜜、和三盆）、ダークチェリーとオレンジのプレザーヴ。ヨーグルトにはチェリーの甘酢漬けを添える。
ずっしり実の詰まったパンも旨く、ジャム類もまた結構。結構でないのはカロリーのほうである。昨夜ジムで体重計に乗ったところ、案の定六五キロを越えてしまっていた。三年ぶりくらいの《臨界突破》。案の定というのは、先週末に拙宅で「こなもんの会」を（今にして思えば）やって「しまった」から。お好み焼きに、ネギ焼きにたこ焼きに焼きそば。ともかく焼きまくったのである。ふだんこういうメニューが我が家の食卓にのぼることはまずないから、同僚・後輩をダシにして食べてみようという魂胆があった。ふんだんに出汁をきかせた各種こなもんはとりどりに旨かったけれど、天文学的カロリーになっているはずである。
コーチ（水泳）、びしばし鍛えてね。
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